変換したい数値を入力し、単位を選択してみよう!
- - kbps(キロビット/秒)
- - Mbps(メガビット/秒)
- - Gbps(ギガビット/秒)
通信速度には、主に3つの単位があります。
よく目にするのは「Gbps」や「Mbps」で、ネット回線を利用するうえでは把握しておくべき単位です。
この記事では、通信速度の単位や読み方、特徴を一覧でまとめました。
事前に知っておくべき情報はこの記事で網羅できると思うので、ぜひ参考にしてくださいね。
通信速度の単位一覧!特徴や読み方
通信速度の単位一覧は、以下のとおりです。
速度の単位 | 読み方 | 変換 |
---|---|---|
Gbps | ギガビーピーエス | 1Gbpsは1,000Mbps |
Mbps | メガビーピーエス | 1Mbpsは1,000kbps |
kbps | キロビーピーエス | 1kbpsは0.000001Mbps |
Gbps・Mbps・kbpsの読み方
それぞれの読み方は、以下のとおりです。
速度の単位 | 読み方 |
---|---|
Gbps | ギガビーピーエス |
Mbps | メガビーピーエス |
kbps | キロビーピーエス |
そのままアルファベットの読み方と同じでOKです。
Gbps・Mbps・kbpsの意味
インターネットの通信速度を表すときは、「bps」という単位を使います。
bpsは、「bit per second」(ビット・パー・セコンド)の略です。
bpsは、1秒あたりのbit(情報量)の転送量を表し、bpsが大きいほど通信速度が速いということになります。
bit | 情報量の単位 |
bps | 1秒あたりのbit(情報量)の転送量を表す単位 |
通信速度が速くなると桁数が多くなってしまうため、bpsの頭文字にアルファベットを足していきます。
それがGbps・Mbps・Kbpsなんだね!
1Gbpsは何Mbps?通信速度の単位の大きさ
1Gbps=1,000Mbpsになります。
GbpsとMbpsは、光回線を利用する際によく使われる単位です。
すぐに変換できると楽なので、基本的な桁数は把握しておきましょう。
読み方 | 変換 |
---|---|
1Gbps | 1,000Mbps |
1Mbps | 1,000kbps |
1kbps | 0.000001Mbps |
ちなみに、kbpsを使うことは滅多にありません。
光回線やホームルーター、ポケット型Wi-Fiなど、一般的に需要のあるネット回線は10Mbps以上出るものがほとんどです。
ですので、Mbps⇔Gbpsの変換だけできるようにしておきましょう。
実際に変換してみよう!
- - kbps(キロビット/秒)
- - Mbps(メガビット/秒)
- - Gbps(ギガビット/秒)
通信速度の種類
通信速度には、おもに以下の3種類があります。
ダウンロード速度(下り)
ダウンロード速度(下り)とは、データを受信するときに必要な速度のことを指します。
下り速度を利用するシーンは、以下のとおりです。
- SNSやYouTubeの閲覧
- ゲームの受信やアップデート
- データのダウンロード
- インターネットのページ閲覧
ぼくもSNSとかYouTubeはよく見るよ!
もっとも使う通信速度だから、しっかり覚えておこうね。
下り速度が速い(数値が大きい)と、上記のシーンでも快適にネットが利用できます。
通信速度の種類でもっとも頻繁に使うのがこの「ダウンロード速度」と覚えておきましょう。
アップロード速度(上り)
アップロード速度(上り)とは、下り速度とは逆で「データを送信するとき」に必要な速度です。
アップロード速度を利用するシーンは、以下のとおり。
- SNSやYouTubeに投稿するとき
- 写真や動画を送るとき
- オンライン会議の映像や音声の送信
- live配信
- クラウドサービスへのアップロード
ダウンロード速度に隠れがちなアップロード速度ですが、インターネットを使う仕事や趣味ならアップロード速度も重要になります。
たしかに大事なオンライン会議が途切れたり、書類の提出が遅れるのだけは避けたいね。
そうならないためにも、アップロード速度が速い回線を選ぼう。ちなみにダウンロード速度が速ければ、基本的にはアップロード速度も速いよ。
Pig値(ジッター)
Ping値とは、通信においての「返答速度」を指します。
具体的には、送信先にデータを送って、その返答が返ってくるまでにかかる時間をミリ秒(ms)で表したものです。
例えるなら、自分に「手を動け!」と指示をして実際に動くまでの時間と同じようなもの。
送信先から帰ってくるスピードが速ければ早いほど、タイムリーにデータの送受信ができます。
ちょっと分かりにくいけど、見ているページや動画を時差なくスムーズに見れるかどうかは、Ping値次第ってことになります。
- live配信
- ビデオ通話
- オンラインゲーム
一般的には、Ping値の数値が低いとラグが少ないといわれています。
逆にPing値が高いと、live配信やビデオ通話、オンラインゲームでラグを感じてしまいます。
それぞれの速度はなんとなくわかったけど、実際どのくらいの数値があればいいのかな?
そうならないためにもアップロード速度が速い回線を選ぼう。ちなみにダウンロード速度が速ければ、基本的にはアップロード速度も速いよ。
通信速度はどのくらいあればいい?結論100Mbpsあれば十分
101Mbps~ | 十分速い ・ネットを使う基本的なことはすべてできる ・オンラインゲームも快適にできる ・高画質の動画も見られる |
30~100Mbps | 速い ・ネットを使う基本的なことはすべてできる ・ |
4Mbps~29Mbps | 普通 ・ネットを使う基本的なことはほぼできる ・ネットサーフィンできる ・YouTubeなども見られる ・一般利用なら問題なし |
0.6~3Mbps | 遅い ・SNSやSMSなどのメッセージ送受信はできる ・動画は読み込みが遅くなる可能性あり |
0.5Mbps(500kbps)以下 | かなり遅い ・テキストでのやるとりはできる ・ネット環境としては良くない |
通信速度は、100Mbps前後あれば十分です。
インターネットを使う基本的なことはほとんどできます。
30Mbps以上でも問題はないのですが、複数人で利用したりオンラインゲームなどをする場合は注意が必要です。
読み込みに時間がかかったり画質が悪くなったりする可能性があるため、できるなら100Mbps以上の回線を選びましょう。
100Mbps以上が出やすいのは、光回線です。
光回線は数あるネット回線でもトップクラスに速いため、選んでおけば間違いなしですよ。
なお、自宅環境の設備として導入するため、持ち運びはできません。
外出先でもWi-Fiを使いたい!という方は、ポケット型Wi-Fiを利用しましょう。
外出先はもちろん、家のWi-Fi環境としても利用できます。
通信速度にまつわるQ&A
最後に、通信速度にまつわる疑問や質問をまとめました。
最大通信速度と実測値って何が違うの?
最大通信速度は、あくまで理論値のことを指します。
かならずその速度が出るわけではなく、最大通信速度よりも遅くなるケースがほとんどです。
一般的にはベストエフォート型と呼ばれています。
一方で、実測値は「実際に出る速度」です。
ネット回線の速度を見るときは、最大通信速度も重要ですが実測値もチェックしておきましょう。
いくら最大通信速度が速くでも、それはあくまでベストエフォート。
実際に出る速度が遅い場合もあるからです。
実測値はみんなのネット回線速度でチェックができます。
気になるネット回線があれば、みん速から実測値をチェックしましょう。
Ipv6って何?
IPv6は、「Internet Protocol Version 6」の略です。
セキュリティの強化や通信速度の高速化につながります。
詳しくはIPv6とは?をチェックしてみてくださいね。
オンラインゲームをするときの回線速度の目安は?
オンラインゲームをする際は、ダウンロード速度(下り)100Mbps以上でるネット回線を選びましょう。
また、下りだけでなくPing値は20ms以下のものがおすすめです。
Ping値がいいとゲーム中のラグを防げます。
詳しくはゲームでおすすめの光回線をチェックしてくださいね。