スピードテスト

下り速度
Mbps
上り速度
Mbps
Ping
ms
Jitter
ms
IP Address:
動画 ウェブ ゲーム
動画視聴
(Youtube)
Web
サービス
オンライン
ゲーム
4K判定
Webサイト閲覧判定
FPS判定
1080p判定
SNS判定
FPS以外判定
480p判定
ビデオ通話判定
スマホゲーム判定
通信速度の目安
下り(ダウンロード)の解説

下りとは、インターネット上からパソコンやスマホにデータを受信(ダウンロード)する方向を表します。

用途下り速度の目安
(ダウンロード)
メッセージの受信128Kbps~1Mbps
サイト閲覧・ビデオ通話1Mbps~10Mbps
動画視聴(YouTubeなど)3Mbps~25Mbps
オンラインゲーム30Mbps~100Mbps

通信速度が遅い時の原因と対処法

「通信速度を計測してみて遅かった……」

そんな方はここで紹介する原因と対処法を試してみてください。通信速度の改善が見込めますよ。

ご自身が利用しているインターネット回線によって、原因や対処法が異なります。それぞれ解説していくので、該当する方を参考にしてくださいね。

光回線を利用中の方

光回線が遅い原因は主に以下の5つです。

上記の原因と対処法について詳しく見ていきましょう。

回線が混雑している

回線が混雑していることで通信速度が遅くなっている可能性があります。

特に、夜間帯はインターネットの利用者が多く、回線が混雑しやすくなっています。参考までに、ある光回線サービスの時間帯ごとの通信速度を見てみましょう。

時間帯下り速度上り速度Ping値
369.54Mbps306.67Mbps18.11ms
341.29Mbps326.75Mbps18.43ms
夕方299.1Mbps287.93Mbps18.19ms
248.97Mbps271.97Mbps20.04ms
深夜356.93Mbps311.96Mbps17.73ms
※データ引用元:みんなのネット回線速度

夕方~夜にかけて通信速度が遅くなっていることが分かりますね。

通信速度低下の原因が「回線の混雑」である場合、これと言った対処法はありません。ただ、IPv6を利用していない方は、IPv6への対応オプションを申し込むことで通信速度が改善することがありますよ。

対処法:IPv6通信を利用する

IPv6を利用することで、夕方~夜にかけての通信速度も改善する可能性があります。

光回線サービスによっては「IPv6オプション」として用意されている場合があり、別途申し込みが必要になります。まだIPv6に対応していない方は、IPv6オプションを申し込みましょう。

現在IPv6に対応しているかどうかは「iPv6接続テスト」で確認できます。

IPv6について詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。

電波干渉が発生している

電子レンジやBluetooth機器と電波干渉が発生している可能性があります。

電波干渉によって通信速度が低下してしまっているのかもしれません。

光回線で利用するWiFiルーターは2.4GHz・5.0GHzの周波数に対応しており、電子レンジなどは2.4GHzの周波数を利用しています。そのため、WiFiルーターを2.4GHzの周波数で利用すると電波干渉を起こしてしまいます。

WiFiの周波数帯「2.4GHz」の特徴
WiFiの周波数帯「5GHz」の特徴

対処法:WiFiルーターの周波数帯を変更する

WiFiルーターの周波数帯が2.4GHzに設定されている方は、5GHzに変更してみましょう。

5GHzに変更することで、電波干渉が発生することなく通信速度が改善するかもしれません。

ただ、5GHzという周波数帯は「障害物に弱い&電波の届く距離が短い」ため、WiFiルーターと距離が離れていると通信速度が低下してしまいます。そのため、5GHzに設定した場合は、なるべくWiFiルーターの近くで接続するようにしましょう。

LANケーブルの規格が合っていない

LANケーブルの規格が適切でない場合、通信速度が遅くなってしまいます。

光回線の最大通信速度が1Gbpsであるにも関わらず、最大通信速度100Mbpsまでしか対応していないLANケーブル(カテゴリ5等)を利用すると、光回線の性能を活かすことができません。

対処法:カテゴリ6以上のLANケーブルを使用する

LANケーブルのカテゴリと最大通信速度を見てみましょう。

規格最大通信速度印字
カテゴリ5100MbpsANSI/TIA/EIA-568-B.1
カテゴリ5e1GbpsANSI/TIA/EIA-568-B.2
カテゴリ6ANSI/TIA/EIA-568-B.2-1
カテゴリ6A10GbpsANSI/TIA-568-B.2-10
カテゴリ7ISO/IEC 11801
カテゴリ7A
カテゴリ840GbpsANSI/TIA-568.C-2-1

LANケーブルは「カテゴリ5e」以上のものを用意しましょう。

カテゴリ5e以上であれば、最大通信速度1Gbpsまで対応しているため、光回線の性能を最大限引き出すことができます。

もし、ご自身で利用しているケーブルのカテゴリが分からない場合は、ケーブルに印字されている型番を確認してください。「ANSI/TIA/EIA-568-B.1」と記載があれば、LANケーブルが原因で通信速度が低下していると考えましょう。

VDSL方式に対応したマンションに住んでいる

マンションに設置されている光回線設備によっては、通信速度が低下してしまう場合があります。

お住まいのマンションがVDSL方式対応の場合は、最大通信速度が100Mbpsと遅くなってしまうため注意が必要です。

VDSL方式とは?

電柱からマンション共用部までを光ファイバーケーブル、マンション共用部から各部屋までを電話回線を使用している接続方式のことです。

VDSL方式の配線図
※引用元:NTT西日本

通常の光回線は、電柱から各部屋まで光ファイバーケーブルが使用されています(光配線方式)。また、電柱からマンション共用部までを光回線、マンション共用部から各部屋までLANケーブルが使用されている配線方式もあります(LAN配線方式)。

光方式の配線図
【光配線方式】
LAN方式の配線図
【LAN配線方式】
※引用元:NTT西日本

お住まいのマンションがどの配線方式に対応しているのかは、光コンセントのタイプから判断できます。

光コンセントに記載されている文字配線方式
光配線方式
LANLAN方式
TELVDSL方式

対処法:戸建てプランに変更する

お住まいのマンションがVDSL方式対応の場合でも、戸建てプランを契約することで最大通信速度1Gbpsの光回線を利用できます。

ただ、契約する際には別途工事が必要になるため、大家さんや管理会社の許可が必要です。

「〇階以上は申込不可」といった条件が設けられている場合もあるため、現在契約中の光回線サービスに確認してみてください。

通信障害が発生している

通信障害が起きていたり、メンテナンスを行っていると、通信速度が遅くなったりインターネット接続ができなくなります。

通信障害やメンテナンスの情報は公式サイトでアナウンスされるため、一度確認してみてください。

対処法:スマホのデザリング機能を利用する

通信障害やメンテナンスが起きている間にインターネットを使いたい場合は、スマホのデザリング機能を利用してインターネットに接続しましょう。

ホームルーター・モバイルルーターを利用中の方

ホームルーター・モバイルルーターが遅い原因は主に以下の4つです。

上記の原因と対処法について詳しく見ていきましょう。

端末が不具合を起こしている

ホームルーターやモバイルルーターの通信速度が遅いのは、端末内部で不具合が起きていることが原因かもしれません。

端末内部で不具合が起きていると、うまく通信ができずに通信速度が低下することがあります。

対処法:再起動する

端末を再起動することで正常に戻ることがあります。

再起動方法については端末ごとに異なるため、端末の取扱説明書を参考にしてください。

設置場所が悪い

端末の設置場所が悪いと通信速度が低下しやすくなります。

対処法:設置場所を変えてみる

端末の設置場所を変えてみると、通信速度が改善することがよくあります。

ホームルーターやモバイルルーターは無線電波を受信して通信を行うため、電波を拾いやすい場所に置くことが大切です。

ホームルーターの設置場所
home 5Gの設置に適した場所
  • 床から1~2mの高さの場所
  • 窓に近い場所
  • 使用する通信機器に近い場所
  • 家電製品から離れた場所
  • 水槽から離れた場所(湿気の多い場所を避ける)
  • 金属性の家具や壁から離れた場所

電波干渉が発生している

電子レンジやBluetooth機器と電波干渉が発生している可能性があります。

電波干渉によって通信速度が低下してしまっているのかもしれません。

モバイルルーターやホームルーターは2.4GHz・5.0GHzの周波数に対応しており、電子レンジなどは2.4GHzの周波数を利用しています。そのため、WiFiルーターを2.4GHzの周波数で利用すると電波干渉を起こしてしまいます。

WiFiの周波数帯「2.4GHz」の特徴
WiFiの周波数帯「5GHz」の特徴

対処法:WiFiルーターの周波数帯を変更する

モバイルルーターやホームルーターの周波数帯が2.4GHzに設定されている方は、5GHzに変更してみましょう。

5GHzに変更することで、電波干渉が発生することなく通信速度が改善するかもしれません。

ただ、5GHzという周波数帯は「障害物に弱い&電波の届く距離が短い」ため、WiFiルーターと距離が離れていると通信速度が低下してしまいます。そのため、5GHzに設定した場合は、なるべくWiFiルーターの近くで接続するようにしましょう。

端末に負荷がかかり過ぎている

モバイルルーターやホームルーターは同時に複数台接続可能です。しかし、同時に接続する台数が多いとルーターに負荷がかかります。

負荷がかかることが原因で、通信速度も遅くなってしまうのです。

対処法:接続する台数を減らす

同時に接続する台数を減らすだけで、通信速度が改善することがあります。

同時に接続する通信機器の台数を減らす

使用していない端末や、不要な端末はWiFiを切っておくようにしましょう。

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